今年度、関東トレセンに選ばれた4名の選手の活動報告です。

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2期生 加藤みつき
今回、関東トレセンに参加して感じたことは、一緒にプレーした選手たちの技術レベルの高さです。サッカーの基本的なアクションであるパス、ドリブル、シュート、どれを取っても正確で、自分のねらったところにほとんどミスなく実行できていることに驚きました。自分の長所だと思っていたドリブルも、関東レベルの寄せの速さの前では、思ったようなしかけができず、まだまだ足りてない部分があることに気づかされました。とてもいい経験になりました。オフザピッチでは、特に栄養管理の大切さを学びました。自分のチームでも指導を受けている内容でしたが、ナショナルトレセンのコーチの口から改めて、「食事が身体を作る。サッカーをする際のエネルギーを食事できちんととる。」と言われ、さらに重要なことだと感じることができました。小美玉でも、普段のトレーニングから関東トレセンのレベルを常に意識し、技術レベルの向上に励みたいです。私の中では、貴重な体験がたくさんできた2日間となりました。

2期生 日髙偉織
関東トレセンに参加して、自分ができていたこと、できていないことがはっきり分かりました。できていたことは、相手を観て、相手のねらいを予測し、それを外すプレーを選び出し、一番効果的なプレーが何なのかを決断することです。逆に、できていないことは、相手を観て決断したプレーを自分のねらった強度で実行することです。関東トレセンに参加していた選手たちの速い寄せの中で、自分の技術を正確に発揮することはできませんでした。だから、ボールをもらう前にもっと観察し、相手の寄せが速いなら距離を取るなどして、慌てずプレーし、観るレベルを上げることで正確に実行できるようにしていきたいです。関東トレセンに行って分かった、通用したこと、課題だと感じたことを意識して、これからの練習に取り組みます。もっと成長できるようにします。

3期生 川村萌々
私は、関東トレセンのAグループ(一番上のグループ)で活動しました。私のグループでは、全員が自分を観てもらえるように積極的に前に出てプレーしていました。何よりもこの姿勢が、自分には一番足りないものだと感じました。プレーの質の面でも、ボールに関わるタイミングなど、足りないものがたくさん見つかりました。また、オフザピッチでは、栄養管理の大切さや普段の生活からまわりの状況を観て気づいたことに対して自分で判断して行動していくとの大切さを改めて感じることができました。オフザピッチでの習慣がオンザピッチの習慣に直接つながることを痛感しました。9月と10月の2回の関東トレセンの活動を通して、同年代の女子サッカー選手の中での自分の立ち位置が分かってきました。自分の現状では、もう一つ上のレベルを目指す上で物足りないことがたくさんあることを知りました。一つ上のレベルで通用する選手になれるようがんばります。

4期生 山田桜音
私は、9月と10月の2回の関東トレセンに参加しました。
1回目のトレセンで、関東トレセンのゴールキーパーコーチに「パスの強さ」が課題だと言われました。その課題を克服するため、チームでの練習から意識して取り組み、2回目のトレセンでも個人のテーマとして強く意識してプレーしました。しかし、プレーすればするほど、パスの強さの質を上げるだけでは、自分が関東レベルのゴールキーパーにはたどり着けないと感じました。じゃあ、どこを改善すればいいかというと「コーチングのタイミング」と「セービングの質」です。的確なタイミングで味方を助ける声を出し、コースを限定したところをしっかりセーブすることを途中から意識して取り組みました。この2回、関東の高いレベルでプレーすることで「パスの強さ」、「コーチングのタイミング」、「セービングの質」という3つの課題があることに気づきました。これからは、チームの練習、試合で意識して取り組んでいきます。そして、レベルの高い関東に自分の実力が追いつくように努力していきます。